一方通行

2003年7月14日
元彼がわたしにさよならを告げた日の夢を見た。

夢で思い出したこと・・・
別れを告げられる以前から彼はわたしの話は
そっちのけで自分の話しかしなくなってた。

わたしの話なんて聞いてくれない
わたしの事なんてどうでもいいんだ

そう思ってたわたしは、彼との別れは
意外なものではなく、予感してたものだった。

最後の日に思い切って彼に聞いてみた。

わたしの話って聞いてくれなくなってたよね?
自分の話ばっかりして、わたしの事はちっとも
やっぱりそれはわたしに興味なくなってたからなの?

その問いに対する彼の答えはわたしの予想外の答えだった。

よく思い出してみてくれ。俺は最初からおまえの
話聞かなかったか?

そういえば、最初彼はいつもわたしの話を聞いてくれてた。
いつもにこにこ優しい笑顔で聞いてくれた。

じゃあなんで・・・

おまえがそうだったんだよ。
おまえは自分の話しかしなかった。
おまえの話に対して、俺が感想や意見や、
その事に関する何かを言おうとしても
おまえは一方的に話してるだけだった。

いつからか俺はおまえの話を聞いても笑えなくなった。
おまえの話を聞くのが苦痛になってきた。

でも、その仕返しに俺が同じことを始めたんじゃない。

もう限界だったんだ。だから、おまえの話が始まる前に
俺はどんな話でもいいから、とにかく話してた
お前が興味ない話ってわかってる話でも、単なる自慢話でもな。

でもやっぱり一方的に話すなんて、俺だってしんどい
そんな事やってるうちに気持ちも冷めてしまったんだよ。

わたしは何も言えなかった。
意地っ張りのわたしでも、意地を張ることもできなかった。

わたしが嫌だった事、わたしが先に彼にやってた。
そんな事気づきもしなかった。
彼はわたしに興味なくなったって勝手に思ってた。

わたしが一方通行で始めた会話は
そこに入り込めない彼がまた違う一方通行の道を
選んでしまった事で、結局交差しないまま終わってしまった。

わたしは元彼に感謝しないといけない

今、あなたと会話を交えることができてるのは

その別れがあったからだから

それがなければ、わたしはまた一方通行の道に

入っていたかもしれない。

大丈夫だよね?

今わたしたちの道はちゃんと交差してるよね?


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