星とあなたとわたし

わたしがあなたに惹かれたきっかけ

まだあなたとわたしの関係が友達だった頃
前の彼と別れたわたしを励まそうと
あなたは遊びに連れて行ってくれた

食事帰りの夜空を見てわたしが

小さい頃手の届きそうな星を一生懸命手をのばしてとろうとしてたなあ

でもすぐ手が届きそうな星達が、本当は遥か遠くにあって
つかむのを諦めるように、わたしは色んなものが
自分の思ってるより遥か遠くにあるんだと知ったんだ

だから、この恋も捕まえてたと思ってたけど
近くに見えてただけで、本当は遠くにあったんだよ

大丈夫。諦めることは慣れてるよ。

これは、わたしの精一杯の強がりから出てた言葉だった。
全然諦めれそうにない、未練だらけのわたしだったから。

そんなわたしにあなが言った言葉。

星に手は届かないかもしれない

でも人は諦めずに星空を目指し、今は星空に旅立っている

今はまだ行けない星にだって、いつか行けるだろう

手を伸ばしてつかむと違う方法でも
諦めなければ、いつか辿りつけるんだと俺は思うよ

届かないんじゃない、今はまだ届いていないだけだよ

諦めるのに慣れてるなんて、寂しい事はもう言うなよ

彼の言ったこの言葉

彼にしか言えない言葉ではないと思う

考え方が前向きな人なら誰が言っても不思議じゃないかなって言葉かな

でも、わたしをまっすぐな目で見て
わたしに諦めちゃダメだって、心から言ってくれた

この時に、わたしの中の前彼は消えたの

諦めたんじゃない、わたしのつかまえたい星が

あなたになったの